2022年7月末の金融資産と運用状況をまとめました。いち投資家の運用記録として、皆さんの投資生活の参考になりましたら幸いです。
2022年7月の日経平均株価推移
Yahoo!ファイナンスより引用
- | 日付 | 日経平均株価 | 6月末対比 |
---|---|---|---|
前月末 | 2022年6月30日 | 26,393円04銭 | - |
最安値 | 2022年7月1日 | 25,935円62銭 | -1.7% |
最高値 | 2022年7月22日 | 27,914円66銭 | +5.8% |
当月末 | 2022年7月29日 | 27,801円64銭 | +5.3% |
2022年7月の日経平均株価は堅調で6月30日終値の26,393円04銭に対し、1,408円60銭高となり、上げ幅は2020年11月以来の大きさとなりました。FOMCにて0.75%の利上げが決まりましたが、今後の利上げペースは鈍化する可能性を鑑み、月後半は上昇が目立ちました。
表のとおり、-1.7%~+5.8%のレンジで推移し、チャートの通り右肩上がりで7月相場は27,801円64銭(前月比+5.3%)で終えていますので、日本株を中心に取引している投資家は前月比プラスの方が多いのではないでしょうか。
7月末の総資産は前月比+2.0%
- 23,326,496円(+2.0%)
【内訳】
- 現金 3,797,842円(-27.2%)
- 国内株式 17,839,091円(+10.7%)
- 投資信託 1,578,932円(+9.0%)
- ポイント運用 110,631円(+20.1%)
※()内は前月末比
7月末の総資産は約2,333万円で、6月末に対し+44.8万円(+2.0%)となりました。増加要因としては、本業の給与/副業収入等の純粋な収入、国内株式や投信信託の評価増が挙げられます。
指数(日経平均株価)の上昇に比べて増加幅が少ないですが、米国の金利引き締めなどのリスクヘッジ用にダブルインバース(1360)を500万弱購入していたためです。7月は利上げ加速への警戒感が後退し上昇相場となったため、資産増加を抑制する要因となってしまいましたが、あくまで結果論なので特に気にしてはいません。引き続き難しい相場環境の中でしっかりと資産を増加させることが出来たので概ね満足しています。
現金預金
現金預金は約380万円で、6月末に対し-142万円(-27.2%)となりました。
6月は夏季賞与の支給もあり、6月末時点では現金預金の残高/比率が大きく増えておりましたが、7月中に大半は証券口座に入金し、日々少しずつ高配当株を中心に買い付けているため、現金比率は下がっています。
国内株式
国内株式は約1,784万円で、6月末に対し+172万円(+10.7%)となりました。増加要因は、株式市場全体の上昇に加えて、日々買い付けを行ったことによるものです。
7月は以下銘柄への新規投資を開始しました。早稲田アカデミーについては成長による値上がり益も期待していますが、他3社は配当金による長期的なインカムゲイン目的で購入しています。積水ハウスは配当金の権利確定が7月,1月でキャッシュインを分散できる点も良いですよね。
また、成長株投資の内、直近値上がりしていたコムチュア(3844)は7月29日に3,005円で100株売却しています。その後のQ1決算で暴落しましたが運良く被弾せずに済みました。(S株投資している8株は継続保有中です。)
- 積水ハウス(1928)
- 早稲田アカデミー(4718)
- SBIホールディングス(8473)
- 日本取引所グループ(8697)
- コムチュア(3844)
投資信託
投資信託は約158万円で、6月末に対し+13万円(+9.0%)となりました。増加額の内、8.25万円は入金によるもので、その他の増加はSBI・V・S&P500の評価額上昇によるものです。
本記事の最下部に載せていますが、7月より投資信託の月次積立金額と商品の見直しを行いました。今まで企業型DC(確定拠出型年金)で積み立てていたSBI・V・S&P500に加え、新たに「eMAXIS Slim 全世界株式」「新生・UTIインドファンド」の2つの商品への積み立ても開始しました。
SBI・V・S&P500 | 1,541,124円 | +91,963円 |
eMAXIS Slim 全世界株式 | 20,091円 | +20,091円 |
新生・UTIインドファンド | 17,717円 | +17,717円 |
合計 | 1,578,932円 | +129,771円 |
投資信託は個別株と異なり、いきなりドカンとは増えないと思いますが、数年後、10年後の残高を楽しみに毎月積み立てていきます。
ポイント運用
ポイント運用は約11万円で、6月末に対し+1.8万円(+20.1%)となりました。お買い物マラソンで貯まった楽天ポイントを9,000ポイント分運用に回した点、国内外の株式市場が上昇した点が増加要因です。ポイント運用は楽天もPayPayもチャレンジングなコースにしていますが、PayPayの方が上下に激しい気がします。
- 楽天ポイント運用(アクティブコース)
- PayPayポイント運用(チャレンジコース)
楽天ポイント | 77,613円 | +11,365円 |
PayPayポイント | 33,018円 | +7,156円 |
合計 | 110,631円 | +18,521円 |
資産推移と内訳
金融資産は順調に増加
金融資産は23,326,496円(昨年同月比+2.0%)となり、今月もしっかりと前月比プラスを継続できました。本業・副業でしっかりと稼ぎ、配当株や成長株で複利効果を享受しながら今後も資産増大を実現します。
短期的な目標としては2023年にアッパーマス層入りを目指しています。あと1年で+700万円を達成するための具体的なプランの策定も徐々に固めねば、という所です。
資産内訳は現金比率が減少し、国内株式が増加
現金預金 | 3,797,842円 | 16.28% |
国内株式 | 17,839,091円 | 76.48% |
投資信託 | 1,578,932円 | 6.77% |
ポイント運用 | 110,631円 | 0.47% |
合計 | 23,326,496円 | 100.0% |
先述の通り、国内株式の新規購入等により現金比率が減少し、国内株式の比率が増加しています。
依然として、現在の金融資産は現金(日本円)が全体の約16.3%、国内株式が全体の約76.5%と90%以上が国内資産に偏っているため、投資信託の月次積立金額を増額(月4.5万円→月11.5万円)させました。為替リスクは引き続きありますが、徐々に海外資産に紐づく資産をバランスを修正していくところです。
7月より投資信託の月次積立金額を増額
7月より投資信託の月次積立金額と商品を以下の通り見直しました。国内株式の購入に充てていた金額の内、月7万円を投資信託商品の購入に充てることにしました。今後は月11.5万円(年間138万円)積み立てていくことになるので、数年後どの程度の残高に育っているかが今から楽しみです。
~6月 | 月次積立金額 |
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SBI・V・S&P500 | 45,000円 |
合計 | 45,000円 |
7月~ | 月次積立金額 |
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SBI・V・S&P500 | 45,000円 |
eMAXIS Slim 全世界株式 | 45,000円 |
新生・UTIインドファンド | 25,000円 |
合計 | 115,000円 |
国別の構成比率は以下の通りです。eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)については、目論見書に記載された2022年3月末時点の対象インデックスの国・地域別構成比率を基に作成しています。米国の比率はオルカンと同様に60%強になっていますが、第2位がインド(22.3%)になっている点が特徴的でしょうか。
選択した投資信託については、別途ブログでも採り上げたいと思います。