2022年11月末の金融資産と運用状況をまとめました。いち投資家の運用記録として、皆さんの投資生活の参考になりましたら幸いです。
2022年11月の日経平均株価
2022年11月の日経平均株価は一時27,000円に迫るも切り返し、後半には上昇し28,000円を超える場面も。月末にはFRB高官らによる金融引き締めに関するコメントが見られ、投資家心理が弱気に傾き、27,968.99円(前月末比+1.4%)で終了しました。また、米国の11月雇用統計公表など大きなイベントが控えている点も投資家の様子見やポジション縮小にもつながったと見られています。
11月末の総資産は2,470万円
11月末の総資産は約2,470万円で、10月末に対し+97.2万円(+4.1%)となりました。5ヶ月ぶりに月100万円超のプラスも期待しましたが、やや足らず。メガバンクや通信など保有株の内の主力銘柄が堅調で、国内株式PFの評価額が増加したのが11月の金融資産増の主な要因です。本業の収入や副業の売上も10月に引き続き好調でキャッシュインが多かったことも資産の増加に寄与しました。
現金預金
現金預金は約421万円で、10月末に対し+119万円(+39.7%)となりました。
先述の通り、本業の給与、副業の売上が好調でキャッシュインが多かったこともありますが、月末に早稲田アカデミー600株(約69万円)を売却したことが一番大きな影響です。
現金は今後の資産総額の推移にもよりますが、新規銘柄の購入や急な出費に備えて残高が300万円前後になるように管理していきたいと考えています。
国内株式
国内株式は約1,831万円で、10月末に対し-32万円(-1.7%)となりました。
11月は成長投資枠から2銘柄を売却しており、国内株式全体の評価額としては減少していますが、保有株の評価額は上がっており、特に問題はありません。
売却した銘柄の1つ目は先月の資産報告時に触れたコムチュア。こちらは保有株すべてを売却しています。貴重な四半期配当、増配株でもあるので、今後の決算内容次第では再購入する可能性もあります。
2つ目は早稲田アカデミー。1,100株ほど保有していましたが、600株利確し残り約500株は継続保有する予定です。早稲田アカデミーについては、成長鈍化の兆候が見られたというネガティブな理由での売却ではなく、今後の成長および利益増に応じた増配には引き続き期待しています。
では、なぜ売却に至ったかですが、成長投資枠で他にも購入したい銘柄が見つかったためです。成長投資は総資産の30%~40%程度までというマイルールがありますので、ルール内に収めるべくリバランスを行ったものになります。
- なし
- コムチュア 全売却
- 早稲田アカデミー 一部売却(600株)
投資信託
投資信託は約205万円で、10月末に対し+9万円(+4.5%)となりました。
「SBI・V・S&P500」「eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)」「新生・UTIインドファンド」の3商品について、月4.5万円、月4.5万円、月2.5万円の計11.5万円の積立投資を毎月実施中です。
積立金額を除くと実質は3万円ほどのマイナスですね。一喜一憂する性質の投資ではありませんので、特に気にせずです。
投資信託は個別株と異なり、いきなりドカンとは増えないですが、数年後、10年後の残高を楽しみに毎月積み立てています。
ポイント運用
ポイント運用は約13.1万円で、10月末に対し+0.6万円(+4.6%)となりました。
楽天ポイントもPayPayポイントもパフォーマンスが悪いですが、こちらはNasdaqが今年は軟調なのでしょうがないですね。相場が切り返し、カウンターパンチを放ってくれることを楽しみにちびちび追加しています。30万円位まで育ったら、ドカンと引き出して家電を買い漁るのも良いかも。
資産推移と内訳
金融資産は先月に引き続き、年初来高値を突破!
11月の金融資産は約2,470万円で先月に引き続き、年初来高値を突破となりました。12月は本業の賞与に加えて、国内株式の配当金が30万円ほど入ってくる予定なので、12月も年初来高値を突破して良い年末を過ごしたいです。
短期的な目標としては2023年秋頃にアッパーマス層入りを目指しています。仕事も頑張り、投資も頑張り、資産も右肩上がり!というのが理想ですが、来年の金融市場はリセッションを本格的に迎えて一波乱も二波乱もあるでしょうから、トライ&エラーで改善しながら邁進していきたいですね。
米国株式の個別銘柄への投資を検討中
現在の金融資産は現金(日本円)が全体の約17%、国内株式が全体の約74%と90%以上が国内資産に偏っているため、2022年夏から海外資産に紐づく投資信託(オルカン、インド株)の月次積立を開始しました。開始時よりは1.5ポイントほど投資信託の割合は増えている(6.8%→8.3%)ので、まずはこの点を継続して国内資産と海外資産のバランスを良くしていきたいです。
また、国内株式の配当金が6月入金、12月入金に大きく偏っているため、来年は月次のキャッシュフローの平準化という課題にも着手したいと思っています。具体的には米国のETFや個別銘柄投資等を検討しています。検討師で終わらないように頑張りたいです。