RIZAPの企業買収にみる成長の可能性

RIZAP(旧社名:健康コーポレーション)が次々に買収を行っています。先日は東京証券取引所の2部に上場する堀田丸正(株)の買収が発表されました。
RIZAP、ヤマノグループの堀田丸正を約20億円で買収

RIZAPの業績推移

M&Aの考察の前に、まずはRIZAPの直近の業績について確認してみます。結論から言うと業績はかなり順調です。私達投資家の予想を遥かに超える好決算と言えるではないでしょうか。

純利益は23億円から一気に78億円まで増えまして、これは前年同期比でなんと3.3倍にもなります。この成長率をもし維持し続けたら、1年後には250億円、2年後には750億円、さらに3年後には2,250億年にもなる計算です。2000億円の純利益を超えるとなると、日本で50本の指に入る会社となりますからいかにすごい成長を遂げているかは自分でも容易に理解できました。

まあ、そんなことは夢物語で、規模が拡大してもなおこの成長率を維持することは至難の業ですが、どれだけ素晴らしい成長を実現しているかを認識するには十分なのかなと思います。さらに、個人的に僕が素晴らしいと思った点は、これだけの実績を残しながらも予想と実績の差異がほとんどないことです。

今期はIFRS適応後初めての決算だったと思うのですが、これだけ正確に数字を予測するのは驚異的です。たまたまそうなっただけという可能性も否定できませんが、素晴らしいことに変わりはありません。

ちなみに、直近5期分の業績の推移は以下になります。ご参考までに。

堀田丸正の買収から見るRIZAPの狙い

RIZAPは53社の連結子会社を有していますが、今回の買収はRIZAP本体と堀田丸正とのシナジーを狙ったものではなく、子会社であるジーンズメイトや夢展望といった会社への素材の提供を目的としたものとみています。

強力なオリジナルPBブランドの構築はそう遠くない将来に出て来ると思いますし、子会社の業績が上向くことでRIZAP本体の業績も急拡大することになるんじゃないと思います。自分のイメージとしては、ソフトバンクが情報通信分野での投資で大成功したように、ヘルスケア・ファッション分野でRIZAPは想像もつかないような大企業になる可能性を秘めているように思います。現在の株価は1,022円、PER: 16.27倍、PBR: 7.65倍とPERに関してはそこまで高くない水準と言えるでしょう。

久しぶりに面白い会社が出てきたな、という感じです。

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